「アオアシ」大鈴功起&河瀬茉希が語る、“ユース”を扱った新サッカーアニメの魅力【インタビュー】(アニメ!アニメ!)

ボリバンとMACDで矢印を表示するMT4インジケーターをつくった渡邊 崇の真実!ネタバレとレビュー

渡邊 崇さんがつくった
ボリバンとMACDで矢印を表示するMT4インジケーターがいろんな意味で話題?!だけど・・・
いったい真実はどうなんだろう??(知りたいです)

出典元:アニメ!アニメ!

サッカーJリーグのユースチームを舞台に、プロを目指して奮闘する高校生たちの青春を描いたコミック『アオアシ』がTVアニメ化。2022年4月から、NHK Eテレにて放送される。

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本作は、週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の小林有吾による同名サッカーマンガが原作。累計1100万部突破、第65回小学館漫画賞一般向け部門を受賞、日本サッカー界とも多くのコラボレーションを続ける「いまもっともアツいサッカー漫画」だ。主人公の青井アシトがユースチームの監督である福田達也と出会い、入団試験<セレクション>の末に出会った仲間たちと苦難を乗り越え、成長していく姿が描かれる。

この度、アシト役・大鈴功起さん、福田監督の妹でヒロインの一条花役・河瀬茉希さんにインタビューを実施。これまで本格的に取り上げられなかったユースを舞台とした本作の魅力、役柄へのアプローチについて、また二人の学生時代に熱中したことまで、たっぷりと伺った。

[取材・文:米田果織 撮影:吉野庫之介]

これまで演じてこなかった役柄への挑戦

――この作品に触れてのファーストインプレッションを教えてください。

大鈴:とにかく熱いサッカーシーンに、心温まる人間ドラマもあって、メリハリの利いたバランスの良い作品だという印象を受けました。たくさん壁にぶつかって、苦しみもがいて、それを乗り越えた爽快感もあって、心揺さぶられましたね。

河瀬:スポーツのスピード感や迫力を絵で伝えるのって、すごく難しいと思うんです。それが読んでいるだけで伝わってくるだけでなく、さらにユースという、これまであまり描かれてこなかった舞台となっていて「新しいサッカー作品だ」と個人的に思いました。厳しい場所だからこそプロを本気で目指している人の集う場所だと知り、「すごい世界だなぁ」と読み進めるたびに感動しています。

――二人とも元々原作を知っていたのでしょうか?

河瀬:原作を読んで「ユースというものがあるんだなぁ」と思っていた時に、ちょうどオーディションの話をいただいて「これは何かの縁だ!」と思いました(笑)。演じる花は、これまであまり演じたことのない真っ直ぐで明るいキャラクター。先に読んでいて思い入れがあったのもあって、緊張しながらオーディションに挑みました。決まったと連絡が来た時は喜びと同時に「花のことをもっと知らなくちゃ!」と思い、また最初から原作を読みなおしました。

大鈴:僕はオーディションのお話をいただいてから原作を知って読み始めたのですが、「なんだこの面白い漫画は!」と一気に読み進めてしまいました。

――大鈴さんは、オーディションでのアシトの手ごたえはいかがだったのでしょうか?

大鈴:僕はアシトと黒田勘平役を受けたんです。今までオーディションのお話が来る役って、黒田みたいに優しい…いや、黒田は優しくないか(笑)。一見優しく見える役が多かったんです(笑)。

河瀬:黒田は優しいところもあるじゃん(笑)! でも確かに、大鈴くんは黒田の方が雰囲気が似てるかも。

大鈴:アシトのような役を振ってもらったのは初めてだったので、もちろん黒田役も大事に演じましたが、アシトを演じてみたいという気持ちの方が大きかったんです。いざ決まったと聞いた時は、本当に嬉しかったです。

監督、原作者から言われた嬉しい言葉

――二人ともこれまでにない役を演じられることとなったんですね。演じる際、具体的に受けたディレクションなどはありましたか?

大鈴:最初の収録の時に、さとう陽監督から「オーディションでやった演技がアシトだったから。そのままやってくれたら良いよ」と言っていただきました。具体的なディレクションでいうと、音響監督のはたしょう二さんから「もう少し大雑把なガサツさを入れられるように意識して」と言われたので、それは常に根底に置いて演じました。

河瀬:花は明るく元気なイメージが先行しがちなのですが、大人っぽい一面もあって。「いけー!」と応援するだけじゃなく、「そこは止まろう」「それは違う」と的確なアドバイスを言える強い子なんです。言葉に力を持っている子だと感じていたので、最初の収録ではそれを意識し過ぎて重い演技になってしまい、「花の明るさを忘れないで」とさとう監督から言われたことを覚えています。

またディレクションではないのですが、原作者の小林先生と初めてお会いした時に「河瀬茉希です」と挨拶すると、「声を聞いた瞬間に”花だ!“と思いました」と言っていただけたんです。これまで演じてこなかったタイプの役に、どうアプローチして良いか悩んでいた中での言葉だったので「これでいいんだ」と自信につながりました。

――大鈴さんは、今作が初主演。演技で躓いた時にアドバイスを求めた声優さんはいたのでしょうか?

大鈴:「どうすればいいですか?」と直接聞いたりはしなかったです。しかし、顔にボールを当てられるシーンの「ブッ」という音を「もっと汚い音にして。鼻を鳴らす感じで」と監督から言われた際、何度かやったのですが、なかなかOKが出ず…。混乱していると、同じブースで収録していた武内駿輔さんや福島潤さんがフガフガやりはじめて(笑)。

河瀬:その時いた全員が鼻をフガフガしてたよね。私もやりました(笑)。

大鈴:それを受けて「これか!」と気付きがあり、もう一度やってみたらすぐにOKがもらえました(笑)。

河瀬:アオアシの現場は、リテイクになった時にみんなで考えるというか、みんなが明るい空気で互いに応援するところがあって、すごい良い環境だと思います。

大鈴:すごくありがたいです。また、監督たちが何度もやらせてくれるんですよ。何度もリテイクを出してしまうのは申し訳ないのですが、良い音や表現を突き詰められるというのは、新人として「良い現場に恵まれたな」と心から感謝しています。

――河瀬さんにも新人の頃のエピソードをお聞きしたいです。

河瀬:初めてレギュラーに決まったアニメが『ひそねとまそたん』という作品なのですが、実はそれを収録したスタジオが、今『アオアシ』を録っている場所なんですよ。

大鈴:へー!

河瀬:スタジオにいくと、その時の緊張感が蘇ってきます。特にオーディション会場があのスタジオだと、膝が震えちゃうんですよね(笑)。ですが、『ひそねとまそたん』を録り終えた時に「またここで収録できたら良いな」と思っていたので、そんな場所でまた私の新境地となる花という役を演じられているのは嬉しいです。

大鈴:初めてのレギュラー作品の収録現場は、特別な場所になりますよね。僕にとってもそうなると思います。別作品でまたあのスタジオに行くことになったら、膝が震えちゃうかも(笑)。

――お二人は今作が初共演となるのでしょうか? せっかくなので、お互いの印象も教えてください。

大鈴:共演という意味では河瀬さんがメインで出演されている作品にガヤで入ったことがあるのですが、その時は実際お会いする事は出来なかったんです。なので今回、花役が河瀬さんだと聞いて、一緒に掛け合いできるのをすごく楽しみにしていました。お話するのは今作の収録の時が初めてだったのですが、河瀬さんはすごくクールなイメージを持っていて…。

河瀬:それ、よく言われるんだよね(笑)。

大鈴:やっぱり! クールでしっかり者のイメージを持っていたのですが、すごくノリが良くて、よく笑う楽しい方だという印象に変わりました。

河瀬:大鈴くんは初主演だと聞いていたので、私が初主演作の現場ですごく緊張したこともあり「きっと緊張しているだろうな」と思って挨拶したのですが、ずーっとニコニコしていて、まったく緊張している素振りはありませんでした。

大鈴:いやいや! 緊張してましたよ(笑)!?

河瀬:爽やかに「おはようございま~す! よろしくお願いしま~す!(ニコニコ)」って(笑)。そんなフワフワ柔らかい印象を持ったのですが、マイク前では一変。声を張り上げて熱いアシトを演じていたので、すごく驚きました。また、慣れない方言をほぼ完璧に近い形で本番に持ってきていたり、「違うよ」と言われた部分は的確に修正したり、すごく耳が良い方だという印象を持ちました。

真面目だった学生時代を振り返る

――アシトがサッカーに夢中になるように、お二人が学生時代に熱中したことを教えてください。

大鈴:自分で言うのもなんなのですが、中学まではめちゃめちゃ優等生だったんです。勉強とバスケ部の両立もしていたし、さらには生徒会長を務めていました。すべてに全力で取り組んだ結果、高校に入ってからは「好きなことだけ頑張ろう」という気持ちになってしまって(笑)。演劇部に入り、さらに高校2年生からは声優養成所にも所属し、ずっとお芝居のことを考えていましたね。

河瀬:私も中学・高校時代はすごく真面目な優等生でした。今は金髪ですけど(笑)当時は規則を守り黒髪でしたし、テスト勉強もしっかりやっていて、進路は絶対に進学だろうと言われていました。そんな中、高校3年生の時に「声優さんになりたい」とふと思い、声優養成所に入ったんです。先生たちには本当に驚かれて「大学は?」「進路は?」とすごく心配されました。きっと、私もお芝居の魅力に取りつかれてしまったんでしょうね。

――声優の道へ進んだ結果、今大活躍されていますしね。今の活躍を知れば、先生たちはもっと驚くのではないでしょうか。

河瀬:「絶対に大学に行った方がいい」と勧めてくる先生方の中で、唯一「河瀬はやりたいことを見つけたんです」と言ってくれたのが、担任の先生でした。初めて声優雑誌の表紙を飾った時に「先生!表紙になったよ!」と連絡したら、「見たよ」「いつも検索してるよ」と返事が返ってきました(笑)。今の教え子たちに自慢しているみたいで、自慢できる生徒になれて嬉しいです。

他作品にはない『アオアシ』にしかない魅力

――お二人が思う本作の見どころ、一番注目してほしいところは?

河瀬:キャスト陣の声が、キャラクターにピッタリなところ!

大鈴:それは確かに! 演技もなにもしていない状態で、スタジオのロビーで話し声を聞いた瞬間「この人だ!」ってなるんですよね。河瀬さんの花もまさしくそう。小林先生が第一声で「花だ」と言った理由がわかります。僕も「ああ、花だ」となりましたもん。

河瀬:ありがとう~! 声もそうなのですが、お芝居もピッタリというか、想像を超えてくるんですよ。阿久津渚(CV:武内駿輔さん)とか、怖すぎる(笑)。ご本人はニコニコしているのに、アフレコでの迫力が凄まじい。絵のタッチや勢いも相まって、ものすごいシーンに出来上がっています。それ以外にも大迫力シーンが満載で、一瞬も見逃せない作品に仕上がっています。

――阿久津の名前も挙がりましたが、注目してほしいキャラクターはいますか?

大鈴:登場するのは少し先になってしまうのですが、義経健太。あの特徴的な口調をどう演じるんだろうと思っていたら、もう…「すごかった」としか言いようがない。すごく面白いキャラクターになっているので、早く視聴者の皆さんにも観ていただきたいです。

河瀬:お芝居を聞いて「おお!」と思ったのは、本木遊馬(CV:榎木淳弥さん)。榎木さんがすごく“生っぽい”お芝居をしていて。

大鈴:わかります。リアルだとこういう感じになるよな、という演技をされていますよね。

河瀬:アドリブまで生っぽい音を出すから、それがリアルすぎてリテイクになっちゃったこともあって(笑)。

――アドリブがリテイクになったんですか(笑)?

河瀬:そうなんですよ!「それはリアルすぎるからやめましょう」って(笑)。各々が持ってくるキャラクター像が本当に想像を超えてきているので、みんなに注目していただきたいです。

――世にサッカーアニメはたくさんありますが、この『アオアシ』にしかない魅力は何だと思いますか?

大鈴:これまであまりなかったユースが舞台ということでしょうか。サッカーのより深い戦術や専門用語を、アニメを見るだけで知ることができます。また、それを難しく見せておらず、すごくわかりやすい構成になっていて、僕は演じただけなのにサッカーが上手くなったような気になりました(笑)。

河瀬:私がユースを初めて知ったように、サッカーをやる場所は部活だけじゃない、クラブチームやプロなどたくさんあると知るきっかけの作品になるのではないでしょうか。また、スカウトがあること、強いとされている人でも合格できない世界があること、地方にいてもチャンスが巡って来ることなど、この作品を見ると世界が広がると思います。

また、映像や役者陣の演技も素晴らしいので「こんなアニメを作りたい」「こんな声優になりたい」と思うかもしれないし。将来の“何か”に繋がる魅力がある作品だと感じています。

大鈴:また、花という存在も他の作品とは違っていると思います。花がいる『アオアシ』は強い! 僕にとっては恋愛漫画のヒロインよりも魅力的です。

河瀬:サッカーをメインとした作品なんだけど、だんだん「この2人どうなるんだ!?」と恋愛模様の方も気になっていくよね(笑)。

大鈴:サッカーはもちろんですが、アシトと花の関係性がどうなっていくかも注目してほしいです!

TVアニメ『アオアシ』

■放送情報
NHK Eテレにて、2022年4月9日(土)より毎週土曜日18:25~

■キャスト
青井葦人:大鈴功起
大友栄作:橘 龍丸
橘総一朗:山下誠一郎
冨樫慶司:八代 拓
黒田勘平:堀江 瞬
朝利マーチス淳:加藤 渉
本木遊馬:榎木淳弥
竹島龍一:熊谷健太郎

阿久津渚:武内駿輔
栗林晴久:梅原裕一郎
中村 平:小野賢章
桐木曜一:内山昂輝
高杉榮太:古川 慎
義経健太:興津和幸

一条 花:河瀬茉希
海堂杏里:上田麗奈
金子 葵:小松未可子

福田達也:小林親弘
伊達 望:安元洋貴

青井紀子:園崎未恵
青井 瞬:中島ヨシキ

■スタッフ
原作:小林有吾「アオアシ」(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:さとう陽
シリーズ構成:横谷昌宏
サッカー監修:竹下健一、曽我準、飯塚健司
キャラクターデザイン:中武学、川村敏江、山口飛鳥、長谷川早紀
サブキャラクターデザイン:清池奈保、渡部由紀子、大導寺美穂、白井英介
総作画監督:中武学、山口飛鳥
プロップデザイン:伊東ありさ、津坂美織
色彩設計:上野詠美子
美術監督:垣堺司、竹田悠介
美術設定:金平和茂、伊井蔵
2Dワークス:濱中亜希子
プリビジュアライゼーション:前島昌格
3D:森本シグマ
撮影監督:今関舞子
編集:村上義典
音響監督:はたしょう二
音楽:横山克
アニメーション制作:Production I.G

(C)小林有吾・小学館/「アオアシ」製作委員会

こういうときはひとまず、
本当に実践した体験者の
口コミを参考にしたいですよね。

わたしが気になっているのはコレ・・・

【賛否両論】意見がいろいろあるのも分かるけど

ちゃんと判断したいので
ネタバレやレビューを読んでると・・・

効果はもちろんだけど、
行き詰った時などメールサポート等は、
すぐに返事があってイイみたい。

サポートが【親切】って
購入者の多くが言ってるみたいだね。

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Posted by pff32590