三菱自動車のデリカミニ ヒットの理由は「カッコかわいい軽」(日経クロストレンド)
口説きの法則は詐欺という噂は本当？あの掲示板での評判
深井 峻さんが販売している
口説きの法則が売れていて話題になってるみたい？
２ちゃんねるでは
【詐欺】とか【怪しい】という噂があるみたいだけど
本当のところ、効果はどうなのか気になりますよね～
出典元：日経クロストレンド
三菱自動車が2023年5月に発売した軽自動車「デリカミニ」の売れ行きが好調だ。商品企画責任者の藤井康輔氏は「ヒットの要因はフロントフェイスのデザインにある」という。女性に支持されている、武骨だが愛嬌（あいきょう）ある世界観づくりについて聞いた。
【関連画像】デリカミニは、フロントバンパーとテールゲートにデリカの「DELICA」というロゴを、凹んで見えるデボス加工で入れた（写真上）。ロゴを強調できるオプションも用意している（写真下）（写真／名児耶 洋）
【藤井 康輔（ふじい こうすけ）氏】
三菱自動車工業 チーフ・プロダクト・スペシャリスト（Domestic Vehicle）
1991年に三菱自動車カーライフプロダクツに入社。純正用品、カスタマイズ用品や特装車の商品販売企画に携わる。2014年に三菱自動車に転籍。同年に「トライトン」「パジェロスポーツ」の純正用品の企画、16年に「トライトン」「パジェロスポーツ」「L300」のプロジェクト管理を手掛ける。21年に「デリカD:5」と軽自動車全般のチーフ・プロダクト・スペシャリストを務め、現在に至る。
――2023年5月に発売した「デリカミニ」は、同年1月の受注開始から好調に受注数を伸ばしています。
藤井康輔氏（以下、藤井） 受注数は、2万5000台を突破しています（23年10月4日時点）。これまで販売してきた軽自動車と比較すると、同時期の受注数は約3倍です。本来であればもっと販売していきたいのですが、部品入手の問題があり、思った通りに生産できない、もどかしい状況が続いています。
――デリカミニを開発することになった背景は。
藤井 会社の方針として、三菱自動車らしい特徴のある車を出していくことが決まりました。背景にあるのは、少子高齢化や若者の車離れなどによる、車の販売台数の減少です。特に国内市場は年々厳しさを増しています。
その一方で、車の価格は上げざるを得ない。車が高性能になり、自動運転や安全装置を充実させたり、環境対応として燃費を良くしたり、排ガスを抑えたり、機能性も上がっているからです。さらに今は、材料費の高騰も追い打ちをかけています。
そんな厳しい状況の中で、私たちのような小さなメーカーが生き残っていくには、「三菱自動車のこの車が欲しい」と思われるような車をつくる必要があるのです。他社と同じような車をつくっても、お客様にはまったく相手にされないことは、これまでの経験からも痛感しています。
三菱自動車の軽自動車は、日産自動車と共同開発している「ekシリーズ」が主軸で、背の高いタイプから低いタイプまでラインアップをそろえています。私たちなりに三菱自動車らしい特徴を出そうとはしていたものの、お客様にはなかなか感じてもらえず、販売も苦戦していました。
今は軽自動車も安い買い物ではなく、200万円前後がボリュームゾーン。フル装備で消費税を含めると、300万円に近づく車種も珍しくありません。
そういった状況から、どうせ買うなら自分仕様にカスタマイズできたり、日々の生活だけでなくアウトドアでも使えたりするなど、自分の個性を発揮できる軽自動車を求める人が増え、そういった市場も広がっています。軽自動車も三菱自動車らしさを打ち出していく必要がありました。
●三菱自動車らしさとデリカらしさ
――三菱自動車らしさとは、どのように考えられたのでしょうか。
藤井 それをイチから生みだしていくのは、なかなか難しいことです。まずekシリーズの中で、SUV（多目的スポーツ車）のテイストを取り入れた「ekクロス スペース」をベースに考えました。すると、行き着くところは結局、これまでに三菱自動車らしさを最も体現したモデル「デリカD:5」のコンセプトに近かったのです。
ならば、デリカというブランドを活用して新しい軽自動車を開発し、三菱自動車らしさを訴求していけばいいのではないかと思うようになりました。
――デリカD:5を、どういう車だと定義付けているのですか？
藤井 広い室内スペースを確保しながらも、4WD（4輪駆動）で悪路の操作性が高い。他社にはない唯一無二の「SUVミニバン」と位置付けています。コンセプトは、大切な家族や仲間と楽しい時間を共有できる車であることです。
――これまで、デリカというブランドを使って軽自動車を開発しようと考えたことはなかったのでしょうか。
藤井 ekクロス スペースを発売するときは、アイデアとしては挙がっていたようです。ただ、その時点では日産自動車との共同開発が始まって間もない頃だったのと、三菱自動車らしさを打ち出していくという会社としての方針も定まっていなかったこともあり、デリカのブランドを活用するところまでは踏み込めなかったと聞いています。
●イメージはやんちゃ坊主な男の子
――具体的にデリカミニはどのように開発したのでしょうか。
藤井 まず、ekクロス スペースの購買層の中心は、子供が親離れした家庭で、年齢層が高めでした。しかし軽自動車の中でカスタムしたり、アウトドアでも使えたりする車を求めるのは、若いファミリー層が中心です。ekクロス スペースは、その層から支持を得ることはできませんでした。
これまでの反省から、今回はターゲットを完全に若いファミリー層に設定し、特に女性に支持されるものを目指すことにしました。女性に照準を合わせた理由は、若いファミリーの場合、家族で楽しむための車を購入する最終的な決定権は女性にあると考えているからです。
課題は、デリカでありながら、武骨になり過ぎないこと。タフなイメージは三菱自動車らしさであり、デリカらしさでもあるのですが、それに寄り過ぎると女性から敬遠されてしまう可能性が高い。そこでいきなり車の形状などから考えるのではなく、世界観から模索していくことにしました。
家族みんなで楽しめるデリカらしさを残しながら、女性に受け入れられる要素として考えたのが、身近な「相棒」のような存在であることと、「愛着」が持てるデザインであること。それを基に今回取り入れたのが、車の顔を擬人化し、性格やキャラクターを決めてからデザインする「デザインパーソナリティー」という手法です。女性に受け入れられる相棒感や愛着感はどういったものか、擬人化して検討しました。そして生まれたのが、7～8歳くらいの「やんちゃ坊主」な男児のキャラクターです。
お母さんに怒られたら目に涙をためながらも泣くのを我慢している。そんな母性本能をくすぐるようなやんちゃ坊主なキャラクターをつくり、その特徴を車に落とし込みました。キャラクターの特徴を車のモチーフでどう表現するか。そこがデザイナーの腕の見せ所。インハウスのデザイナーが、様々なシミュレーションを行いながらデザインしました。
●歴代のデリカのエッセンスも
――デリカミニは、武骨でありながら、かわいらしさも感じます。
藤井 最も大事にしたのは、車の顔つきを決定づける目、半円形のヘッドランプのデザインです。やんちゃ坊主らしい愛嬌のある顔つきになるように、検証を重ね、これまでにない非常に特徴的なヘッドランプになりました。フロントのバンパーの下に付けたシルバーのモチーフは、泣くのを我慢して歯を食いしばっている表情をイメージしたものです。
――歴代のデリカのエッセンスも感じられるデザインですね。
藤井 フロントのグリルやプロテクトバーなどによって、武骨でタフなデリカらしさは表現できたと思います。愛嬌はあるけど、かわい過ぎない。私たちは「カッコかわいい軽」と呼んでいます。
――「デリ丸。」というキャラクターもかわいいですね。
藤井 犬のようにも見えますが、設定は「デリカミニの化身」。デリカミニを成約した方にプレゼントしている非売品ですが、販売してほしいという声が多く寄せられました。
そこで現在は「てのりデリ丸。」というミニサイズのぬいぐるみを販売しています。これもすごく人気があり、生産が追いつかない状況です。
●新たな色も開発
――今回のメインカラーも印象的です。
藤井 アウトドアのファッションを参考に、アウトドアのシーンでも日常でも映える、シックな色合いのアッシュグリーンをメインカラーにしました。この色みは、デリカミニのために新しく開発した三菱自動車のニューカラーです。
――デリカミニのヒット要因は何だと思われますか。
藤井 一言だけで伝えるのは難しいのですが、一つ挙げるとすれば、やはりフロントフェイスのデザインだと思います。これまでの経験からも、どんなに素晴らしいプロモーションを展開しても、車の優れた性能を伝えても、ぱっと見たときの印象が重要なんです。「あ、なんかコレいいね！」「自分の車にしたい！」と、見た瞬間、思ってもらえなければ、車を買うときの選択肢に入りません。
実際、販売店の現場で私が立っていると、デリカミニを一目見た瞬間、「これかわいい！」と言われる女性がとても多かった。そういったお客様のリアクションからも、フロントまわりのデザインがヒットの大きな要素だと思っています。
２ちゃんねるって勝手に好きな事を書かれるからね。
でも、口コミだと【サポートもしっかりしている】とか、
わざわざ【返金保証】とかもあるようだし・・・
これは試してみる価値ありかなあ。
効果が本当なら
スゴイと素直に思うし、試してみたい気もするんだよね