ミズノ史上最軽量スパイク、今どき球児が支持する理由(日経クロストレンド)
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出典元：日経クロストレンド
球児がスパイクに「軽さ」を求める中、象徴的なヒットとなったのが、ミズノによる「LIGHTREVO」シリーズだ。片方約235グラムで、ミズノ史上最軽量という。近年は短時間で効率的に練習する野球部も増加。多少耐久性が落ちても交換頻度が増えないなら、軽快に動けるスパイクが選ばれやすい。「軽い」の一点突破で、瞬時に特徴を伝え切る戦略もハマった。
【関連画像】ミズノ史上最軽量という野球スパイク「LIGHTREVO ELITE」（税込み1万3200円）を中心に、重くなるが耐久性を向上させた商品や、フィット感を高めた商品などをシリーズで展開
※日経トレンディ2024年1月号より。詳しくは本誌参照
●LIGHTREVOシリーズ（ミズノ）
根性論よりも「機能性」と「効率性」重視 高校球児の足元で分かる新世代の野球観
今、球児がスパイクに求める条件が激変している。象徴的なヒットが、ミズノが2021年から発売している「LIGHTREVO」シリーズだ。
かねてから、スパイクには長く使い続けられる「耐久性」が重視されてきた。しかし、耐久性を高めるためには多くのパーツが必要で、革などには厚みも必要。摩耗しづらい剛性の金具も重量が伴い「軽さ」とはトレードオフと言える関係性だ。
一方、同社の調査では、約8割の球児がスパイクに求める機能に「軽さ」を挙げたという。背景に考えられるのは、練習時間の見直し。長時間練習の代名詞とも言える野球部だが、近年は短時間で効率的に練習する学校も増加。多少耐久性が落ちても交換頻度が増えないなら、軽快に動けるスパイクが選ばれやすい。
そこで、片方約235グラムと同社最軽量の LIGHTREVOが一気に支持を集めることになる。アッパー部は1枚革にし、革が重なる部分を省略。金具も軽量の素材を選ぶなど、軽さを徹底的に追求した。「一般的なスパイクと20グラム以上の差があり、持てば違いがすぐ分かるレベル」（ミズノ ダイアモンドスポーツ事業部の田林正行氏）と言う。
今の球児はSNSで大量の商品の情報に触れられる。半面、店頭で吟味するのとは違い、一つ一つの商品の情報は読み飛ばされがち。その中で「軽い」の一点突破で、瞬時に特徴を伝え切る戦略もハマった。
機能性を重視する動きは“第2弾”のヒットにも表れた。22年発売の「SPEEDREVO」は、投手専用スパイク。バント処理時の動きやすさなどが減る半面、投球時に踏ん張りが効く金具の配置などを施した。この「球速向上」という明快なメリットもまた支持を得た。
23年夏の甲子園では、優勝した慶應義塾高校の古い習慣にとらわれない「エンジョイベースボール」が注目された。長時間練習の根性論だけでなく、道具の見直しでパフォーマンス向上を狙うのも、効率を重視する今の若者らしい動きだ。
【ヒットメーカーはZ世代をこう見る】ミズノ ダイアモンドスポーツ事業部 田林正行氏
・強烈な個性の必要性を実感 万人受けしなくても拡散する
野球スパイクは、何となく抱いたブランドへの信頼感や商品イメージで買っている球児が多かった。選ばれるには明確な機能性など強烈な個性が必要だと考え、LIGHTREVOやSPEEDREVOを開発したことで、結果シェア1位も獲得できた。万人には受けなくても、ピンポイントで高い興味を持ってもらう方が、口コミやSNSの拡散効果も高い。
口コミとかで
いろいろな意見の書込みがあるけど
実際は【効果なし】なの？
何でも個人差はあるから仕方ないんですけどね
ほとんど全員が【効果あり】みたいに書かれてるのが
ちょっと怪しい気もすんですけど・・・
でもちょっと期待もしてしまいますよね
やってみようか・・・悩むな～